横山ピアノ教室では、演奏に結びついたソルフェージュを目指し、こどものソルフェージュとして「リズム」「視唱」「聴音」「リトミック」「絶対音感プログラム」を取り入れています。ソルフェージュの学習を通して、深く楽譜を理解し、表現豊かな演奏ができるようになる、速く正確に読譜できるようにし、短期間で曲を弾けるようになるという効果があります。ピアノのレッスンの効果をより高めるためにも、ソルフェージュは大切な学習といえるでしょう。

リズム
リズムは、音楽の大事な要素のひとつです。楽譜を読む作業では、音を読むだけでなく、リズム、拍子も正しく理解できるようにする必要があります。
まずは、カードを使って、音符の名前、リズムを覚えるように指導します。そして、リズム譜を見て、手でリズムを叩いたり、声に出して読むことにより、リズム感や拍子感を養います。このような学習を通して、実際の楽譜に出てくるリズムにも対応できるように指導していきます。
視唱
視唱とは、楽譜を見て、正しい音程とリズムで、階名(ドレミ)で歌えるようになるための学習で、音楽の一番の基礎といえる学習です。声楽を学ぶ人だけでなく、ピアノを学ぶ上でも、自分の耳で正しい音程、リズムを感じることができるようにし、正しく歌えるようになることは大切な勉強です。正しい音程、リズムが身に付くと、ピアノを弾く時も次の音を明確にイメージしながら弾けるようになるため、表現力を高めることにもつながっていきます。導入期から、レッスン時には、ピアノで弾く前に声に出して歌うようにし、正しい音程を身に付けるように指導していきます。
聴音
聴音とは、音を聴いて、五線紙に書き取る学習です。楽譜を見て声に出して歌う「視唱」に対して、音を聴いて五線紙に書くのが「聴音」です。横山ピアノ教室ではご希望の生徒様に聴音のレッスンも行っております。正しく書き取るためには、耳だけで音程、リズムを理解できなければなりません。実際の音と楽譜の関係を理解するための学習といってもいいでしょう。聴音の学習を通して、ピアノを演奏する上でも音を聴く集中力が養われ、表現する上でも効果的であると考えられます。
リトミック
リトミックとは、19世紀末から20世紀初頭にかけて、スイスの音楽教育家であり作曲家のエミール・ジャック・ダルクローズが開発した音楽教育の手法で、音楽と動きを融合した教育スタイルを特徴としています。ダルクローズは、その目的を「心と身体の一致、調和を促す」「音楽的センスを培う」と述べています。横山ピアノ教室では、幼児のお子様には、レッスン中にリトミックも取り入れております。リトミックのレッスンでは、音楽を聴いて身体を動かすことにより、リズム感、拍子感、表現力が自然に養われるよう、楽しみながら学習していきます。
絶対音感
絶対音感とは、突然きこえた音の高さの名前がわかる能力のことです。当教室では、6歳までのご希望の生徒様を対象に「絶対音感プログラム」のレッスンを行っています。具体的には、色カードを使って、和音の響きから覚えて、単音へ分化させていく学習をしております。和音を聴いて該当する色カードを挙げられるように、継続的にお稽古していきます。絶対音感を持っていれば、楽器がなくても頭の中に正しい音程をイメージすることができます。また、絶対音感は、音楽だけにとどまらず、外国語の習得など、他の能力にも影響することが明らかとなってきています。
 

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